日本では使用量が少ないピルの実態

欧米と日本でのピルの使用状況の違い

欧米と日本とではピルの使用率に大きな違いがあります。
欧米の場合は大体30パーセントから70パーセントくらいの使用率になりますが日本の場合はまだ普及しつつあるとはいえ3パーセント程度にとどまっています。
そのために日本人は中絶する割合が欧米に比べて高くなっているのです。
しかしなぜこのように使用状況が違うのでしょうか。
まず欧米の場合は避妊に対してかなり力を入れているというのがあります。
欧米の多くは宗教上の理由から中絶は悪とされているため100パーセント避妊できるピルが使われているのです。またピルは薬局で簡単に購入できたり保険が適応されて安く購入できるなど買いやすい状況もそろっています。
さらにピルについて避妊以外にも生理痛の減少やホルモンバランスを整える効果があることを知られているため買うことが恥ずかしいという感覚は有りません。
それに対して日本の場合なかなか認可されなかった歴史があります。
そして保険も適応されず高価なものを買わなければいけません。
薬局では取り扱っていませんので二の足をふんでしまう方も多いのです。
そして大きいのは避妊のために薬を飲むことについての抵抗です。
性行為はしたいけれども子どもは欲しくないのでピルを処方してほしいと産婦人科の医師に相談できない方もいます。
日本ではピルは避妊のためだけに使うものと言うイメージがあるためたとえホルモンバランスを整える理由で使いたい場合でも抵抗を持つ方が多いのです。
副作用ばかりが注目され、実際の効能などはなかなか知られていないという現実があります。
ただ日本でもピルに関する知識は広まっていますのでこれから徐々に使用率が上がる可能性はあるでしょう。

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